アースアワー、ワタミが3都市7店舗で看板照明をライトダウン
2020.04.02 社会
世界中の人々が同じ日、同じ時刻に消灯することで温暖化防止と環境保全の意志を示すアクション「EARTH HOUR (アースアワー)2020」が3月28日に実施された。190の国と地域が参加し、現地時間の20時30分を迎えた地域から順次消灯を行い、消灯リレーが地球を1周する。ワタミは外食企業11社と共同で参画し、3都市7店舗で看板照明を消灯した。
アースアワーは毎年3月末の土曜日の20時30分~21時30分の1時間、消灯というアクションを通じて「青い地球の未来を想う1時間」。2007年にWWFオーストラリアの地球温暖化防止キャンペーンとして始まった。
世界ではエッフェル塔(フランス)やシェイク・ザイード・グランドモスク(アラブ首長国連邦)、タイペイ101(台湾)といった著名施設、国内でも東京タワーや東京スカイツリー、広島の原爆ドーム、レインボーブリッジなど、全国1342カ所でアースアワーを実施。日本では約7000人が参加した。
「自粛ムード」「おうち時間」などのトレンドにも後押しされたことも大きく、37の国と地域でTwitterのトレンド入りしたという。
ワタミは2019年からアースアワーに参加。2020年は「和民」浅草雷門店、「坐・和民」錦糸町南口駅前店、「鳥メロ」錦糸町南口駅前店、「ニッポンまぐろ漁業団」錦糸町店、「TGIフライデーズ」MMクロスゲート店、「ミライザカ」広島本通り店、「ミライザカ」八丁堀店で看板などを消灯した。
外食・営業推進部の玉村麻子課長は「ライトダウンを実施することで、お客様とともに地球環境問題について考える機会をこれからも提供していきたい」としている。
2021年のアースアワーは3月27日20時30分~21時30分に実施される予定だ。