ミライザカ応宴団がロメインレタスの収穫体験

2018.10.04 自然

ワタミグループが展開する居酒屋「ミライザカ」のアンバサダー「ミライザカ応宴団」は9月15日、ワタミファームの東御農場(長野県東御市)で、有機ロメインレタスの収穫体験を行った。ミライザカで提供している「有機ロメインレタスのシーザーサラダ」の産地が見たいという応宴団の声に応えて、ワタミが企画した。昼食にはロメインレタスを使い、米国で流行中の「パワーサラダ」が振る舞われた。

市場に出回らない有機ロメインレタス。参加者は手提げ袋いっぱいに詰め込んだ

市場に出回らない有機ロメインレタス。参加者は手提げ袋いっぱいに詰め込んだ

応宴団が訪れた東御農場では、ロメインレタスのほか、キャベツなど葉物野菜を中心に栽培している。ロメインレタスは5ヘクタールの面積で有機栽培されている。ここで収穫した農産物はワタミグループが運営する店舗に提供される。

 収穫体験には約30人が参加。ワタミファーム東御農場の原農場長は収穫したばかりのレタスをその場で参加者にふるまった。参加者からは「シャキシャキした歯ごたえで、甘味がすごい」と評判だった。

一つひとつのレタスはバスケットボールほどの大きさでずっしりしている

一つひとつのレタスはバスケットボールほどの大きさでずっしりしている

ワタミファーム東御農場の原農場長と参加者たち

ワタミファーム東御農場の原農場長と参加者たち

もともとワタミはお客様に農薬を気にせずに食べてほしいという思いから、2002年に有機農業に取り組み始めた。だが、農薬や化学肥料の使用が制限されている有機農業は手間暇がかかり、生産量が安定しない。市場に流通している有機農産物の割合はわずか0.3%程度だ。

 レタスの収穫体験後は、「東御の森」を散策した。ワタミでは東御市と森林保全活動に関する協定を結んでいる。「東御の森」は、ワタミが支援する公益財団法人Save Earth Foundation事務局長の福井聡さんが案内した。

福井さんが手にしているのは「オニグルミ」という植物、葉が分かれているように見えるが、これで1枚の葉だという

福井さんが手にしているのは「オニグルミ」という植物、葉が分かれているように見えるが、これで1枚の葉だという

 

「東御の森」では種類豊富な山野草やきれいな花が参加者を出迎えた

「東御の森」では種類豊富な山野草やきれいな花が参加者を出迎えた

 散策を終えると、昼食休憩。ロメインレタスを使った「パワーサラダ」が振る舞われた。パワーサラダとは、野菜、フルーツ、タンパク質食材などを組み合わせたサラダで、アメリカでトレンドになっているという。

食物繊維、ビタミン、ミネラル、タンパク質を一度に効率よく摂取できるので、野菜や果実の摂取量が不足ぎみの現代人に適している。

昼食の前にはシェフによる料理講座が開かれた

昼食の前にはシェフによる料理講座が開かれた

秋野菜とぶどうのグレインズパワーサラダ

秋野菜とぶどうのグレインズパワーサラダ

インスタグラム経由で参加を決めた30代の女性は、「産地を訪れたり、山を散策したり、美味しいご飯を食べたりすることができて楽しかった」と笑顔で感想を話した。


社会との関わりや、人や社会、地球を元気にする取り組みなどを紹介します。