「和民」「坐・和民」全118店舗がライトダウンキャンペーンに参加

2018.07.12 社会

消灯前の「和民」青山外苑前店。普段は多くの女性客でにぎわう

消灯前の「和民」青山外苑前店。普段は多くの女性客でにぎわう

ワタミは環境省が実施する「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」に賛同し、「和民」「坐・和民」の全118店舗で、7月7日の20時~22時まで、店頭の看板を消灯した。さらに、7月5日~7月7日の期間、カクテル「レモンモヒート ラム+ミント」を注文すると、間伐材を使用した割り箸をプレゼントするキャンペーンも実施した。

環境省は毎年7月7日を「クールアース・デー」と定め、施設や事業所、家庭などの照明を消すことを呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を2003年から実施している。

ワタミグループは、1999年にワタミ環境宣言「美しい地球を美しいままに、子どもたちに残していく。」を発表し、さまざまな取り組みを進めてきた。「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」への参加もその一環だ。

「和民」青山外苑前店の小菅店長。電気を消した店頭の看板前で

「和民」青山外苑前店の小菅店長。電気を消した店頭の看板前で

ワタミグループは、外看板の電力消費量が大きいことから、「和民」「坐・和民」の全店舗で、店頭の看板を消すことを決めた。これにより0.236/CO2トンの削減効果が見込まれる。

「和民」青山外苑前店の小菅勇也店長は、「できることであれば、ぜひやってみたい」という思いでライトダウンキャンペーンに参加した。入社して約10年が経つが、「ワタミグループが業界に先駆けて環境や社会問題に取り組んできたのは誇らしく、もっと多くの人に知ってほしい」と話す。

ワタミファームで栽培された有機ロメインレタス

ワタミファームで栽培された有機ロメインレタス

青山外苑前店は土地柄、オーガニックに関心の高い来店客も多いという。特にワタミファーム東御農場(長野県)産の有機ロメインレタスを100%使用した「有機ロメインレタスのシーザーサラダ」(490円・税別)は女性に人気の一品だ。

「レモンモヒート」とプレゼントされた間伐材の割り箸

「レモンモヒート」とプレゼントされた間伐材の割り箸

今回実施された「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」では、「レモンモヒート」を注文すると、岐阜県郡上市産のスギの間伐材を使用した割り箸がプレゼントされた。同商品はもともと、売り上げの一部が公益財団法人Save Earth Foundationを通じて森林再生事業に役立てられる寄付付き商品だ。レモンとミントの爽やかな香りが夏にぴったりのドリンクで、通常メニューとしても提供されている。


社会との関わりや、人や社会、地球を元気にする取り組みなどを紹介します。