「和民」三田店が店舗でキャンドルナイトを実施
2018.07.05 社会
「でんきを消して、スローな夜を」を合言葉に、2003年に始まった「100万人のキャンドルナイト」。電気を消し、ロウソクの灯火の下、一人ひとりがゆっくりと考える時間を持つことを提唱している。今年も全国各地でキャンドルナイトイベントが実施されるなか、「和民」三田店は6月16日、看板や店内の一部の電気を消し、来店客とともにキャンドルナイトを楽しんだ。
大地を守る会、J-WAVE(81.3FM)は6月16日、地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」(環境省)の特別協力のもと、「100万人のキャンドルナイト@増上寺2018」を開催した。ワタミグループもオーガニックマルシェに出展し、有機野菜や有機アイスクリームなどを販売したほか、木を使ったペンダントづくりやレモングラスのサシェづくりを行った。
午後8時には増上寺に隣接する東京タワーが消灯し、来場者とともにカウントダウンが行われた。これに合わせる形で、「和民」三田店もワタミグループ初となる店舗でのキャンドルナイトを実施した。
「環境問題に少しでも協力できればという思いでキャンドルナイトの実施を決めた。キャンドルナイトは何のためにあるのか、どう楽しめるか、スタッフと考えながら準備した」
島袋義信店長は明るい笑顔で説明する。店内では、シェードランプの一部を消し、テーブルと壁まわりにキャンドルを並べた。いつもと違う柔らかな灯りが店内を包み込む。午後8時になると、外にある看板の電気も消した。
「お客様にいつもと違った雰囲気を楽しんでもらい、会話のきっかけになるのが嬉しい」(島袋店長)。「なんで看板が消えているの?」。島袋店長もスタッフも、来店客との間にこうした会話が生まれることを楽しんでいるという。
ワタミ株式会社は環境省の「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」にも参加し、7月7日には「和民」 、「坐・和民」の全店舗 (118 店舗)で店頭の看板を消灯する。当日は「レモンモヒート」を注文すると、間伐材を使用した割り箸がプレゼントされる。