でんきを消して、「オーガニックな夜」を
2016.07.01 食
電気を消してキャンドルを灯す「100万人のキャンドルナイト」が今年も各地で実施された。東京・増上寺では6月19日、大地を守る会とJ-WAVEが「100万人のキャンドルナイト@増上寺2016」を開催。ワタミファーム&エナジーはオーガニックマルシェに出展し、ワタミファームで栽培している有機野菜やジュースなどを販売した。
100万人のキャンドルナイトは、「でんきを消して、スローな夜を」を合言葉に、大地を守る会が2003年に呼びかけてスタートした。夏至と冬至の夜8時から10時の2時間、電気を消してキャンドルを灯し、一人ひとりがゆっくりと考える時間を持つことを提唱している。
「100万人のキャンドルナイト@増上寺2016」では、ワタミファームが北海道瀬棚町にもあることから、ワタミファーム&エナジーと瀬棚町との共同出展が実現した。ワタミファーム&エナジーは、有機栽培の大根やピーマンといった旬野菜のほか、にんじんジュース、有機レモングラスを使用したボディソープなどを販売。瀬棚町からは、だし昆布やあたりめ、アスパラガスなど特産品が並んだ。
ワタミファームは、地域に根ざした有機農業を全国各地で発展させることで、この地球を構成する豊かな地球社会を未来につなぐことを使命にしている。
夜8時には近くの東京タワーの明かりも消え、境内に灯された約600個のキャンドルがきらめいた。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人の一人、大地を守る会の藤田和芳会長は、「東日本大震災や熊本大地震の被災者、世界平和に思いを馳せよう」と呼びかけた。