ワタミグループがPPS事業に参入!
2014.05.22 自然
ワタミグループの環境事業を推進するワタミエコロジー株式会社が、
2014年5月より新電力事業、
『PPS事業』に参入しました!
PPSってみなさん何の略かわかりますか?
PPS=Power Producer and Supplier (特定規模電気事業者)
すなわち、
電力会社などの一般電気事業者ではない電力供給者のこと。
2000年の改正電気事業法によって電気の小売りが自由化され、
一般企業も電力企業に参入できるようになった際、
新たにつくられた事業体です。
もともとワタミグループでは、
2013年9月より電力の「部分供給」として、
各拠点の電力使用状況に合わせて適材適所で
複数の電力事業者から調達する「調達改善」を実施してきました。
また、2004年には、外食店舗294店舗(当時のほぼ全店)に
「電力の見える化システム」を導入し、
電力使用量を「見える化」して省エネに取り組んでいます。
そんなワタミグループが次に挑戦するのが、PPS事業。
これまでは、
風車などで発電した再生可能エネルギーは
電力会社に売電される仕組みでした。
しかし、この5月より、
ワタミエコロジーが民間の発電卸売市場から調達し、
ワタミグループの一部の施設に電力を供給します。
また、2018年以降に計画されている、発送電の分離が実現すれば、
ワタミグループの再生可能エネルギーを
グループ内で使用することが可能になります!
自社の3基の風車とメガソーラーから発電される再生可能エネルギーで
ワタミグループの電力の約20%相当をまかなえるよう、
この事業を進めていくそうです。
地球に負荷をかけない企業活動に、
今後も注目です!!
o:kun編集部