日向の森にバイオマストイレ完成!

2014.05.20 自然

森の活動を行うとき、気になってしまうもの、 
それは「トイレ」。

今回、NPO法人Return to Forest Lifeが、
日向の森に「バイオマストイレ」を設置しました!

バイオマストイレとは、
水を使わず排泄物を微生物のチカラで
分解・発酵するトイレです。

水を必要としないため、上下水道の設備がない場所や、
また、汲み取り作業も不要なため、
汲取車両が入ることの出来ない場所でも設置が可能なのです!

そうした特性から、
山岳地帯や開発途上国、被災地、イベント会場はもちろん、
世界遺産に登録されている、知床、白神山地、屋久島などでも設置され、
環境保全に貢献しています。

今回は、 山武市の様、横田建築(有)様のご協力のもと、
家を建てるときと同じ方法で土台をつくりました。

1. まず、防腐剤で塗った木で土台を作ります。
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2. 次に、柱と貫を設置し骨組みを組み立てます。
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3. 屋根を付けた後、周囲の壁を打ち付け、
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4. 最後に床に穴を開け、便器を設置!
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これで完成です!

NPO法人Return to Forest Lifeは、
2006年よりワタミ社員の有志で行っていた森を再生させる活動「森づくり」を、
ワタミグループとして積極的に稼動させるため、
2007年10月に設立されました。

「美しい地球を子どもたちに残すため、 一つでも多くの森を再生することに貢献する」
を理念に、活動している団体です。

日向の森は、千葉県山武市にある
「ワタミの森(板川8ha、埴谷1ha、日向の森11ha)」の一つ。

美しい自然を残していくために活動している方たちを
陰でサポートする「トイレ」。
今後の広がりに期待です!

 

o:kun編集部


社会との関わりや、人や社会、地球を元気にする取り組みなどを紹介します。